こんにちは。
ボーカルコーチのかずよです。
JR奈良駅と徒歩3分の
ボイストレーニング・ボーカルスクール
Polish Voice Musicをオープンして3か月となりました。
当スクールを見つけて頂き、無料体験レッスンにお越し頂けて嬉しく思います。
本日は、
『初心者の人は、まず音程を合わせようとしないで!』
について書いていきたいと思います。
音程が正しい方がいい。
カラオケの採点でも音程正確率が出ます。
しかし、音程を合わせることを優先するがために成長しない。ということが起こっています!
上手く聴こえるように。
音程を外したと思われたくない。
という気持ちが優位になり、喉を無理に使ってでも音程を合わせにいっている人が多いです。
これを続けていくと、喉を絞めた発声が癖になり、正しい発声を知ってもなかなか癖が抜けない。ということがあります。
声を出すためには、正しい呼吸と正しい口腔のフォームがあります。
その使い方は、皆さんが思っているより簡単ではありません。
お腹を使って~
と、1度や2度言われたからといって、
長年培った癖は抜けません。
繰り返し繰り返し、これが正しいんだということを身体と脳に覚えさせるためにトレーニングをします。
身体を使った発声をすると最初はコントロールができずに音程が合いにくいです。
例えば、野球で正しいボールの投げ方のフォームを教わったとして、1回や2回でボールが上手に投げられるかというと、そうはいきません。
何度も何度も投げ方のフォームを繰り返し、どこに力を入れて力を抜くのかが、段々わかってきます。
それがわかってくると、思ったところにボールを投げることができる。
コントロールができるようになります。
そういった工程を無視して、コントロールさえよければいいと、でたらめなボールの投げ方をしていると、早く投げたり遠くに投げたりできない。次の動きへの妨げになったりする。
こういったことが、声を出す。ということでも起こります。
優先するのは、身体の使い方、正しいフォーム。
その上で音程を合わせていくのです。
なかなか成長しない場合は、音程を合わせることを優先しているかもしれません。
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